2010年11月7日日曜日

てくてく奈良

お久しぶりでございます。
やー、寒くなりましたね。
先日、買い物に行ったホームセンターで
来年のカレンダーをもらいました。
彼さんと、もうそんな時期なのねぇ・・・(*´□`)ァ゙ーと
ちょっと月日の流れにビックリしてました。
ここんとこ、なんや忙しくて
一週間の記憶がないまま、ドドーっと仕事を朝から夕方までこなし
早朝勤務の夕方釈放だったので、お日様を拝んだ記憶すら乏しく
なんだかなぁww

10月の末くらいに、プチビオラさんと奈良に行き
仏鑑賞をした記憶が残ってたらいいのですが(笑)
とりあえず書き残しておかねば・・・
と。
今日に至ります( ̄∀ ̄)


その日は
朝の8時頃に近鉄のとある駅ホームで待ち合わせし
奈良方面に向かいました。
このとき、プチビオラさんのお得切符についてた
せんとくんバッジに、大笑いwww
奈良は遷都イベントで、大盛り上がりなのですが
しっかし。
当初はあれほどブーイングの嵐だったせんとくん。
今では見な人気者です。
キモキャラの方が、インパクトあったんだねーwwwww


一番最初に向かった先が法華寺。
藤原不比等の邸宅があったところに
光明皇后が建てたのがはじまり。
国分寺・国分尼寺って、教科書に出てたの覚えてません?
ここその総国分尼寺。
つまり、女性のお寺の一番の大将さんです。
なんか変な表現(笑)
しかし、聖武天皇と光明皇后の夫婦の時代。
この時代は仏教大フィーバーだったんですねぇ。

このお寺の本尊は十一面観音さん。
国宝で、本来は非公開の仏さん。
それが特別公開してはるので、リクエストしてつれてってもらいましたw
金ピカでない木目基調なんで
それがまたナチュラルに美しいw
唇はぽってりしていて、微かに残る紅がなんとも色っぽいw
この仏像は、光明皇后をモデルにして作ったといわれていて
たしかに、生身の人間っぽい雰囲気があります。
台座が蓮なんですけど、珍しいタイプの蓮の形なのかな?
光背がまた、珍しい蓮のんでして。
和製ビーナス誕生とでも言うのかな。
ホタテでなく、蓮って感じなのです。
美人と言われている仏さんですねぇ。

ここのお庭も拝ませていただきました。
けど、どっちかっていうと・・・・
オマケであったような。
個人趣味の植物園?っぽいお庭の方が
思いっきり楽しめたりしましたけどねー(笑)
2人とも、そんなに時間かけなくても・・・ってぐらいに
そのお庭を散策してました(笑)




法華寺のすぐ近くにあるのが、海龍王寺。


ここも、藤原不比等の邸宅跡地だったそうです。
法華寺と同じく、娘である光明皇后により、建てられています。
コギレイだった法華寺と打って変わって
こちらのたたずまいは、もうまさしく「奈良の寺」です。
古い雰囲気と、懐かしい雰囲気。
温かいお寺ですねぇw
人に言わせれば、ボロっちい寺と言われそうですが
こういう雰囲気が好きなもんで(笑)
ここの本尊さんも、十一面観音さん。
ここは非公開レベルが高かったようで
本当に綺麗な姿のまま残されています。
金ぴかさんなのですが、もうその上品というか
美しさと言ったら・・・たまらん(´∀`*)
このモデルも光明皇后さん。
マメはこっちの方が好みですなぁ。
とても近くで見れましたし、お寺もフレンドリーな感じがして
とても気に入りましたww


さて。
おなかの虫も騒いできたので
奈良駅の方に向かいますかなーwwとなり
電車に再度乗り込んで近鉄奈良駅に着。
ここで、以前にも食べたベトナム料理やさんに行きました。
フォーとか好きなんですw
パクチーとかww
でも、本格的なのって家庭ではうまくできないし
お店も近所にはない。
ここがマメの中では一番のお気に入りなのです。
プチ母さんも、気に入ってくれてはって
なんだか行き着けになってます(笑)
奈良に来たときにしか寄れないっていうのに
プチ母さん、スタンプカードまで完璧だし(笑)

お腹を満たしてから、新薬師寺の近くにある不空院に。




ここは、新薬師寺に行くときに、いつも目にしていたお寺さんです。
でも、どーも一般公開してはらへんご様子。
いつも横目にして通過していたお寺さんでした。
本尊さんは不空羂索観音坐像で、普段は予約しないとダメみたいです。
それが今回平城遷都1300年祭で
誰でもお邪魔できるとなwww
不空羂索観音坐像はも、なんともステキな仏さんでした。
大きかったですよー。
何より、両脇に鹿が置かれていたこと。
なんでやのん?と思ってたら
ボランティアのおじちゃんいわく
(ちょっと聞き取りにくい喋り方だったのが残念^^;)
春日大社とご縁があるお寺さんなんだとか。
山号も春日山なんです。
(この場合、カスガヤマではなくシュンニチザンと読む)
ああ、だから鹿さんなのね。
鹿は、春日大社の神使ですもんね。
そして、不空羂索観音は春日大社の第一の神のタケミカヅチさんの
本地仏なんです。
本地仏っていうのは、神さんの正体を仏さんとして考えたもの。
神様も仏さんとして考えちゃいましょうwwって感じでしょうか?
馴染み深いところに、大国主を大黒さんにしちゃったりとか
天照大神を大日如来や十一面観音さんにしちゃったりとか。

不空羂索観音坐像は人々をもれなく救済してくれはる仏さん。
目が三つに手が8本。
不空院さんは
東大寺法華堂、興福寺南円堂の像と合わせて
三不空羂索観音とされています。
ここのお寺には、縁切りさんと縁結びさんもあるんです。
昔は奈良の芸妓さんらの駆け込み寺としても有名だったようです。
そのお社の両サイドには



タヌキさん(笑)



しかも、かなりポンポココリンなお腹の、愛らしいタヌキさん。




ちゃんと阿吽になってますw


狛犬ならぬ、狛狸?
なんで狸やのん?と思って2人で首をかしげているところに
お寺の関係者さんが!
呼び止めてきいてみると
「騙しません」的な意味合いをこめて
狸なんだそうです(笑)



道中で出会ったカマキリ親分。



これまた、道中で出会ったトカゲのミイラ(笑)
そんなの写真に残して
更にアップしなさんなって(笑)







その後、ふらーふらーと春日大社まで歩いて
東大寺から興福寺へ。





さすがに東大寺は人が多かったです。
大仏と鹿は奈良の顔ですもんね。
ここどこの国?と思えるほど
海外の方も多かったり。



興福寺では
ちょうど北円堂が公開になっていたので行くことに。
興福寺の中でも、もっとも古い建物になりますここには
弥勒如来さんと、法苑林菩薩、大妙相菩薩さん。
そして無著(むちゃく)・世親(せしん)菩薩像があります。
あ、あと四天王立像もww
この無著さんと世親さん。
本当にステキwww
菩薩像と言っても、この人たちは実際にいた人で
「仏」ではなく、老人の彫刻なのです。
それがまた、妙にリアルで、なんとも優しい・・・・
悠久の爺ちゃん2人!
いつまで見ていても飽きないくらい。
見るアングルにより、表情は違うのですが
やっぱり優しさがにじみ出てます。
これは、本当に心にズキュンと来ましたねww
すごく親しみの感じるお2人なのです。
四天王たちも可愛いですよww

プチビオラさんは
今回もマメの仏像感想がツボったらしく
山崎邦正に似ているとか(どこにいはった仏さんやったっけ^^;)
四天王のうちの1人を、ウエイトレスに欲しいとか
無著さんの持っている小包(?)の中身について
「んー、かぼちゃの炊いたん(´∀`*)」と言って
北円堂内で笑わせてしまったりとか。
いやはや、こんな感想ばっかりですみません^^;

今回はお天気もなんとか持ちこたえ
本当に満足の奈良紀行でしたww



また連れてってねー(´∀`*)





明日くらいに、ちゃんとコメとコメ返事しますだー。
お許しあれ~><

4 件のコメント:

ミニベリー さんのコメント...

久々にブログ更新ですなv( ̄∇ ̄)ニヤッ
奈良、私も土曜日に行ってきてんww
平城遷都1300年祭が日曜日までやからすごい人やったでw
ならまちでマメ&大マメちゃん3人で行ったボタン屋さん
にも行ったで~♪
マメちゃんの仏像感想、いつも関心してますww 笑”

20日土曜日、楽しみにしてるな(ノ≧∇≦)ノ

マメ さんのコメント...

そうなのねーww
平城宮跡には行かなかったけど、あそこは凄い人やったんやろうなぁ。
あのボタン屋さん行ったんや^^
鹿も触ってきましたかい?w 
また雑貨屋もめぐりたいなぁwww

最爺 さんのコメント...

たぬきしゃんと、鹿さん可愛い 萌|*´д`*)ハァハァ
爺もこの土日は奈良連れてって欲しいなぁなんて思ってたけど
ダリン小学校演奏会につき断念(´;ェ;`)ウゥ・・・
再来週になりそうです・・・

不比等は、出生は隠されているけど
讃岐の伝承で「海女の子」とされているんだよぉ
竹取物語で龍神の玉を取りに着た父の鎌足が
地元の海女に心を奪われて、産ませたんですってwwww
(かぐや姫は浮気されたので彼をけったのかしら?w)
海女が亡くなったので都に連れて帰って育てて出世させたとか
なんともまぁドラマです・・・・ 

マメ さんのコメント...

最爺さんw
秋は奈良公園のイチョウが綺麗よーwww

鎌足、あの龍の首の珠の人なの?えーっと、大伴の大納言?? この人、奥さんとかいっぱいいはったみたいねーw
 かぐや姫を迎えるために、今までの奥さんたちと別居して、新しい御殿を作ったって。うん。この人なら、なんとなーく、いろんなトコに種を落としそうだ(笑)
うちの手持ちのコミックス(コミグラフィックス)には、車持ちの皇子がモデルだったカモって書いてあるねぇ。蓬莱の珠の枝の人ww あと、仏の御石の鉢を探した石作の皇子は多治比嶋ってあるww
不比等は天皇さんの落胤って説もあるよねーww んー、謎に包まれる古代ろまんす( ̄∀ ̄)